ウクライナ、トランプ氏の指導力で公正な和平達成可能=外相

3月18日、ウクライナのシビハ外相(写真)は、ウクライナがロシアとの和平交渉の障害にはなっているとの見方を否定し、トランプ米大統領の指導力の下で、公正かつ永続的な和平が達成可能との認識を示した。ニューデリーで18日撮影(2025年 ロイター/Adnan Abidi)
Shivam Patel
[ニューデリー 18日 ロイター] - ウクライナのシビハ外相は18日、ウクライナがロシアとの和平交渉の障害にはなっているとの見方を否定し、トランプ米大統領の指導力の下で、公正かつ永続的な和平が達成可能との認識を示した。
シビハ氏はニューデリーで開催された地政学に関する会議で、同日に行われるトランプ氏とロシアのプーチン大統領の会談で和平プロセスの見通しが明確になるのを待っていると語った。
ウクライナは米国が提案した30日間の停戦案を受け入れた。トランプ氏はロシアにも停戦を受け入れるよう求めている。
シビハ氏は「われわれは和平達成の障害ではない。ロシア側が無条件で停戦に応じることを期待している」と述べた。
ロシアは戦争を終わらせるつもりがないと非難し、ウクライナはロシア軍に占領された地域をロシアの領土とは決して認めないと強調した。
「今こそ強力な外交が求められる時というのがわれわれのアプローチだ」と表明し、「トランプ氏のリーダーシップによって、永続的で公正な平和を実現できると確信している」と述べた。