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インド貿易赤字、2月は3年超ぶり低水準 輸入が減少

2025年03月18日(火)15時47分

 3月18日 インド政府が17日発表した2月の貿易収支は140億5000万ドルの赤字となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想(216億5000万ドル)を下回ったほか、3年超ぶりの低水準となった。写真は2017年2月、グジャラート州サナンドで撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)

Manoj Kumar Shubham Batra

[ニューデリー 17日 ロイター] - インド政府が17日発表した2月の貿易収支は140億5000万ドルの赤字となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想(216億5000万ドル)を下回ったほか、3年超ぶりの低水準となった。世界的な不確実性の高まりの中で輸入が減少した。

2月の輸出は369億1000万ドル(前月は364億3000万ドル)、輸入は509億6000万ドル(同594億2000万ドル)だった。

2月の輸入は2023年4月以来の低水準だった。

金輸入は1月の26億8000万ドルから23億ドルに減少。原油輸入も134億ドルから118億ドルに減少した。

サービス輸出は推定350億3000万ドル、輸入は165億5000万ドル。それぞれ1月から減少した。

トランプ米大統領の関税拡大政策で世界が混乱している。インドは4月2日に発動予定の相互関税を避けるため、米国との二国間貿易協定を模索している。

商工省のバルトワル商務次官は「インドは両国の懸念に対処し、貿易額を5000億ドルに拡大するため米国と積極的に協力している」と述べた。

ロイター
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