北朝鮮、米軍のイエメン攻撃を非難 「国際法違反」

北朝鮮は18日、米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃したことについて、国際法違反であり、国家主権を侵害していると非難、いかなる形でも正当化できないと主張した。写真はイエメンに向かって離陸する米戦闘機。17日撮影(2025年 US CENTCOM via X/Handout via REUTERS)
[ソウル 18日 ロイター] - 北朝鮮は、米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃したことについて、国際法違反であり、国家主権を侵害していると非難、いかなる形でも正当化できないと主張した。
国営朝鮮中央通信社(KCNA)が18日、駐イエメン大使の発言として報じた。
フーシ派によると、米軍の空爆で女性や子供を含め、少なくとも53人が死亡した。
KCNAによると、北朝鮮の駐イエメン大使は、米軍が空母を含む空海軍を動員して「無差別に」民間人や財産を標的にしたと発言。
「米国による軍事攻撃は、国連憲章と国際法の暴力的な違反であり、他国の領土主権に対する露骨な侵害だ。いかなる手段によっても正当化できない」と述べた。
「地政学的野心の実現に執着する米国による違法かつ無謀な軍事行動に重大な懸念を表明する」としている。