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ガザ空爆で5人死亡、イスラエルの攻撃続く 停戦協議に影響も

2025年03月18日(火)09時25分

イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意継続に向けた協議に進展の兆しが見えない中、パレスチナ自治区ガザで17日、イスラエル軍の空爆により、パレスチナ人男性3人が死亡した。医療関係者が明らかにした。デイル・バラフで撮影(2025年 ロイター/Osama Shareef)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 17日 ロイター] - イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意継続に向けた協議に進展の兆しが見えない中、パレスチナ自治区ガザで17日、イスラエル軍の空爆により、パレスチナ人男性3人が死亡した。医療関係者が明らかにした。

男性らは同じ家族で、調理用の薪を集めるためにガザ中心部の家を離れていた。

住民によると、イスラエルが2週間以上にわたって燃料や食料、医薬品のガザへの搬入を禁止し続けているため、多くの住民にとって薪拾いが日課になっているという。

イスラエル軍は、自国軍の付近で活動し爆弾を仕掛けようとした「テロリスト」を攻撃したと声明で発表した。

医療関係者によると、この日には先の空爆現場付近にある避難所となっている学校にもイスラエル軍の空爆があり、父親と息子の2人が死亡。死者は計5人になった。

ハマスが運営するガザ政府のメディア部門の責任者は、イスラエルの「違反行為」は緊張緩和に向けたあらゆる努力を損なう可能性があると警告した。

ロイター
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