ニュース速報
ワールド
入院中のローマ教皇、容体徐々に改善 慎重見通し継続
2025年03月10日(月)08時59分

3月8日、バチカン(ローマ教皇庁)は、両肺の肺炎で3週間以上にわたり入院中のローマ教皇フランシスコ(88)について、治療に対する「良好な反応」が見られ、容体全体が徐々に改善していると発表した。写真はバチカンで祈りをささげる人々。5日撮影(2025年 ロイター/Alkis Konstantinidis)
Joshua McElwee
[バチカン市 8日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)は8日、両肺の肺炎で3週間以上にわたり入院中のローマ教皇フランシスコ(88)について、治療に対する「良好な反応」が見られ、容体全体が徐々に改善していると発表した。
医療報告によると、「教皇の最近の臨床状態は安定しており、治療に対する反応は良好」で、引き続き発熱はなく、血液検査結果も安定しているという。
医師団は、容体全体は「徐々に、わずかに改善している」としながらも、「この初期の改善を今後数日確実に継続させるため」として慎重な見通しを維持した。