韓国軍機の民家誤爆、負傷者29人に=国防省

韓国国防省は7日、前日に北部の抱川で軍事演習中に韓国軍の戦闘機が誤って民間人居住地域に爆弾を投下した問題で、負傷者は民間人15人、兵士14人に増えたと明らかにした。写真は被害を受けた地域の状況を確認する職員。韓国・抱川市で6日撮影。(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji/File Photo)
[ソウル 7日 ロイター] - 韓国国防省は7日、前日に北部の抱川で軍事演習中に韓国軍の戦闘機が誤って民間人居住地域に爆弾を投下した問題で、負傷者は民間人15人、兵士14人に増えたと明らかにした。
国防省報道官は7日、最新の集計で負傷者には、爆発による聴覚の損傷、偏頭痛や不安症に苦しむ人々も含まれていると記者団に語った。
韓国の戦闘機2機は6日、実弾演習中に射撃場の外にある民間人居住地に空対地爆弾8発を誤って投下した。
抱川はソウルの北東約40キロに位置し、北朝鮮との国境に近い。
報道官によると、負傷者9人が現在も入院しており、このうち2人が重傷という。