ローマ教皇、「良く眠った」とバチカン 前日は人工呼吸器再装着

3月4日、バチカン(ローマ教皇庁)は両肺の肺炎で闘病中の教皇フランシスコ(88)について、昨夜は良く眠り、今も安静にしていると、状況を説明した。写真は3月4日、イタリアのローマ市内にある教皇が入院している病院の前で撮影(2025年 ロイター/Yara Nardi)
Joshua McElwee
[バチカン市 4日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)は4日、両肺の肺炎で闘病中の教皇フランシスコ(88)について、昨夜は良く眠り、今も安静にしていると、状況を説明した。教皇は2月14日からローマ市内の病院に入院している。
バチカンによると、教皇は3日、2度の「急性呼吸不全」に見舞われ、人工呼吸器の使用が再び必要になったという。
教皇は一時は「重篤」と伝えられていたが、その後は容体が安定。バチカンは2日には、人工呼吸器の使用が必要なくなったと発表していた。
教皇は入院以来、公の場に姿を現していない。主治医は治療がいつまで続くかについて見解を示していない。