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韓国製造業PMI、2月は49.9に低下 雇用が2年半ぶり大幅減
2025年03月04日(火)14時20分

S&Pグローバルが4日に発表した2月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.9と、前月の50.3から低下した。写真は昌原市の工場で23年撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
Jihoon Lee
[ソウル 4日 ロイター] - S&Pグローバルが4日に発表した2月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.9と、前月の50.3から低下した。雇用が2年半ぶりのペースで減少する一方、内外の経済情勢を巡る不確実性の高まりが信頼感を直撃した。
指数が拡大と縮小の分かれ目となる50を下回るのは、過去6カ月で4回目。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、ウサマ・バティ氏は「再びデータが低調だったことは、国内の産業活動が第1・四半期半ばまで低調だったことを示している」と指摘。
「企業雇用が2022年7月以来の大幅な減少となり、今後数カ月の見通しは不透明だ。来年に対する信頼感も比較的弱い」と述べた。