ニュース速報
ワールド

ウクライナは和平実現に実質外交、ゼレンスキー氏「米の支援に期待」

2025年03月04日(火)04時55分

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、ロシアとの戦争の早期終結に向けウクライナは「実質的な」外交を展開する必要があるとの考えを示した。写真は2日、英ロンドンで撮影(2025年 ロイター/NTB/Javad Parsa/via REUTERS)

[3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、ロシアとの戦争の早期終結に向けウクライナは「実質的な」外交を展開する必要があるとの考えを示した。また、和平を確保するために米国の支援に頼れることを望んでいると述べた。

ゼレンスキー氏は「この戦争を可能な限り早期に終わらせるため、外交を実質的なものにすることが極めて重要だ」とXに投稿。「ウクライナは米国や欧州のパートナーと協力している。平和実現に向けた米国の支援に大きく期待している。一刻も早く平和を実現する必要がある」とした。 

ゼレンスキー氏はこの日、ウクライナを支持しているものの欧州首脳らが2日にロンドンで開催した会合には出席しなかったバルト三国の首脳らと電話会談を実施。会談の結果を報告するとともに、紛争解決の一環としてウクライナには安全保障の保証が必要だと改めて主張した。会合後、「テレグラム」への投稿で明らかにした。

投稿ではまた、「われわれは協力して、真の安全保障に近づくための行動計画を準備しなければならない。具体的な取り組みの実現に向けて努力を続けていく」とした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

OPECプラス、予定通り4月に増産へ 22年以来初

ビジネス

加・メキシコ関税、4日発動 回避の余地なし=トラン

ワールド

米、ロシア制裁緩和の可能性検討 財務・国務省に作業

ワールド

エジプトのガザ復興計画案、ハマス排除と暫定統治機構
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
2025年3月11日号(3/ 4発売)

ジャンルと時空を超えて世界を熱狂させる新時代ピアニストの「軌跡」を追う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 2
    「浅い」主張ばかり...伊藤詩織の映画『Black Box Diaries』論争に欠けている「本当の問題」
  • 3
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 4
    ニンジンが糖尿病の「予防と治療」に効果ある可能性…
  • 5
    バンス副大統領の『ヒルビリー・エレジー』が禁書に…
  • 6
    イーロン・マスクの急所を突け!最大ダメージを与え…
  • 7
    アメリカで牛肉さらに値上がりか...原因はトランプ政…
  • 8
    米ウクライナ首脳会談「決裂」...米国内の反応 「ト…
  • 9
    世界最低の韓国の出生率が、過去9年間で初めて「上昇…
  • 10
    生地越しにバストトップがあらわ、股間に銃...マドン…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天才技術者たちの身元を暴露する「Doxxing」が始まった
  • 4
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほ…
  • 5
    ニンジンが糖尿病の「予防と治療」に効果ある可能性…
  • 6
    イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身…
  • 7
    「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに…
  • 8
    東京の男子高校生と地方の女子の間のとてつもない教…
  • 9
    ボブ・ディランは不潔で嫌な奴、シャラメの演技は笑…
  • 10
    日本の大学「中国人急増」の、日本人が知らない深刻…
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 5
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 6
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中