ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け
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ウクライナのゼレンスキー大統領は、物別れに終わったトランプ米大統領との会談から一夜明けた1日、ウクライナの苦境について耳を傾けられ、ウクライナが忘れられないことが「非常に重要」とソーシャルメディアに投稿した。2月27日アイルランド・シャノンの空港でのシャノン首相との会談で撮影(2025年 ロイター/Emilija Jefremova)
[キーウ 1日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、物別れに終わったトランプ米大統領との会談から一夜明けた1日、ウクライナの苦境について耳を傾けられ、ウクライナが忘れられないことが「非常に重要」とソーシャルメディアに投稿した。
ゼレンスキー大統領は、ワシントンのウクライナ人コミュニティとの会合の映像を添えた投稿で「戦時中も戦後も、誰もがウクライナに耳を傾け、ウクライナのことを忘れないようにすることがわれわれにとって非常に重要だ」とし、「ウクライナの人々が、自分たちが孤立していないこと、自分たちの利益が世界中のあらゆる国、あらゆる地域で代弁されていると知ることが重要だ」と述べた。
ホワイトハウスで2月28日に行われたトランプ大統領らとの会談は、ロシアへの対応などを巡り報道陣の前で激しい口論となり、予定していた鉱物資源を巡る合意文書の署名も行われなかった。