米EPAの65%縮小は「支出」、トランプ氏の人員削減発言修正

米ホワイトハウスは27日、環境保護局(EPA)が職員の65%を削減する計画だとトランプ大統領が前日発言したことについて、計画は支出を65%削減するものと修正した。写真はゼルディンEPA長官。ワシントンで18日撮影(2025年 ロイター/Kent Nishimura)
Valerie Volcovici
[ワシントン 27日 ロイター] - 米ホワイトハウスは27日、環境保護局(EPA)が職員の65%を削減する計画だとトランプ大統領が前日発言したことについて、計画は支出を65%削減するものと修正した。
トランプ氏は26日、就任後初の閣議で、ゼルディンEPA長官から「環境部門の人員を65%前後削減する」と伝えられたと発言していた。
ホワイトハウスのロジャース報道官は27日、支出削減と並行してさらなる人員削減も継続すると述べ、トランプ氏の発言を説明した。
約1万6000人の職員を抱えるEPAは、既に約400人の試用期間職員を解雇し、環境正義問題を担当する約200人を休職にしたと発表している。
ロジャース氏は声明で「ゼルディン長官は最近、200億ドルの不正支出を特定した後、無駄な支出の65%を削減することに取り組んでいる」と述べた。