米ロ、専門家レベルの協議を準備=ロシア大統領府報道官
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ロシア大統領府のペスコフ報道官(写真)は26日、先週の米ロ高官級会談とそれに先立つプーチン大統領とトランプ米大統領の電話会談を受け、両国が専門家協議の準備が進めていると明らかにした。12月撮影。(2025年 ロイター/Maxim Shemetov/File Photo)
[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は26日、先週の米ロ高官級会談とそれに先立つプーチン大統領とトランプ米大統領の電話会談を受け、両国が専門家協議の準備が進めていると明らかにした。
両首脳による対面での会談は十分に準備した上で行われるべきとの認識で一致していると述べたが、時期や場所などは未定とした。必要なら両首脳は再び電話で話すこともできるが、現在のところその予定はないと語った。
「外務省を通じて専門家レベルでの協議に向けた準備が進められている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
米国とウクライナの間で鉱物資源協定が結ばれたとの報道についてはコメントを控えた。
ウクライナのゼレンスキー大統領が27日にワシントンを訪問すると報じられていることについて、「(鉱物資源)協定に署名するためか、それとも何か別のことなのかはこれから分かる。この件についてはまだ公式な発表はない」と述べた。