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イスラエル首相、人質遺体返還巡りハマス非難 「代償払わせる」

2025年02月21日(金)17時33分

2月21日、イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスが、合意していた人質の遺体を返還しなかったと非難し、ハマスに代償を払わせると表明した。写真は20日、テルアビブで人質の写真を掲げる人々(2025年 ロイター/Itay Cohen)

[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は21日、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスが、合意していた人質の遺体を返還しなかったと非難し、ハマスに代償を払わせると表明した。

これに先立ちイスラエル軍は、引き渡されたイスラエル人の人質4人の遺体のうち1人は身元不明の女性で、ハマスが返還を約束していたシリ・ビバスさんではないと発表した。

ネタニヤフ氏は動画声明で「われわれはシリさんを全ての人質と共に帰国させる決意で行動し、ハマスにこの残酷で邪悪な合意違反の代償を払わせる」と述べた。

ハマスはイスラエル側の非難について、今のところコメントを出していない。

ロイター
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