米、ウクライナ戦争終結へ何が可能か判断 18日外相協議

米国務省(写真)のブルース報道官は17日、サウジアラビアで18日に開催される米ロ外相らによる協議について、ウクライナ戦争終結に向け何が可能か判断し、ロシアが和平交渉に真剣であるかを確認したいという考えを示した。2009年6月撮影(2025年 ロイター/Jim Young)
[リヤド/モスクワ 17日 ロイター] - 米国務省のブルース報道官は17日、サウジアラビアで18日に開催される米ロ外相らによる協議について、ウクライナ戦争終結に向け何が可能か判断し、ロシアが和平交渉に真剣であるかを確認したいという考えを示した。
米国からはルビオ国務長官、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)、ウィトコフ中東特使ら、ロシア側はラブロフ外相、ウシャコフ大統領府外交政策顧問らが協議に臨む予定。
サウジのメディアによると、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は同日リヤドで、ルビオ長官を出迎えた。
また、ウシャコフ氏はロシア国営テレビに対し、「(米国との)関係正常化、ウクライナに関する交渉開始の可能性、(プーチン大統領とトランプ大統領の)最高レベルでの対話の見通しを巡り話し合うこと」が今回の協議の目的と語った。
その上で、米国がロシアとの交渉を担当する首席交渉担当を任命していないため、両国がどのようにウクライナ和平交渉に着手するかについてはまだ合意していないと述べた。