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核保有国同士の衝突リスク高まる、ロシア安保会議書記が指摘
2025年01月24日(金)18時34分
1月24日、ロシアのショイグ安全保障会議書記(写真)は公表されたタス通信とのインタビューで、核保有国同士の武力衝突の危険性が高まっていると警告した。カザフスタン・アスタナで2024年11月撮影(2025年 ロイター/Turar Kazangapov)
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアのショイグ安全保障会議書記は24日公表されたタス通信とのインタビューで、核保有国同士の武力衝突の危険性が高まっていると警告した。
ショイグ氏は「世界で紛争が増加し地政学的対立が激化していることを背景に、核保有国の参加を含め、主要国間の激しい衝突のリスクが高まっている」と発言。
北大西洋条約機構(NATO)がロシアやベラルーシに近い東方で活動を活発化させており、攻守両面の作戦演習を行っていると述べた。
その上で、ロシアとベラルーシが「内部から情勢を不安定化させる」西側の試みに予防措置を取っているとし、ベラルーシはロシアの核の傘下にあると改めて表明した。