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トランプ氏の出生地主義廃止に差し止め命令、米連邦地裁
2025年01月24日(金)06時13分
米ワシントン州シアトルの連邦地方裁判所判事は23日、「出生地主義」を廃止するトランプ氏の大統領令について、14日間の差し止め命令を出し、これは「明らかに違憲」とした。21日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
Dan Catchpole Nate Raymond
[シアトル 23日 ロイター] - 米ワシントン州シアトルの連邦地方裁判所判事は23日、「出生地主義」を廃止するトランプ氏の大統領令について、14日間の差し止め命令を出し、これは「明らかに違憲」とした。民主党主導のワシントン、アリゾナ、イリノイ、オレゴン4州の訴えを認めた。
トランプ氏は就任初日の20日、米国で生まれた子どもに自動的に国籍を与える「出生地主義」制度を見直す大統領令に署名した。
州側は、トランプ大統領の命令は「米国で生まれ、あるいは帰化した者、およびその司法権に属する者は米国の市民である」と定める憲法修正第14条の権利を侵害していると主張している。