ニュース速報
ワールド

韓国捜査本部、尹氏拘束令状執行に再び着手 公邸への進入試み

2025年01月15日(水)08時25分

 1月15日、 韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)や警察などによる合同捜査本部の捜査員は同日未明、尹錫悦大統領に対する内乱容疑などでの拘束令状執行に再び着手するため、尹氏が住む公邸への進入を試みている。写真は同日、大統領公邸の入り口から入る捜査員ら(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 15日 ロイター] - 韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)や警察などによる合同捜査本部の捜査員は15日未明、尹錫悦大統領に対する内乱容疑などでの拘束令状執行に再び着手するため、尹氏が住む公邸への進入を試みている。

公開された映像には、公邸の外に集まった尹氏の支持者を押しのけようとする捜査員らの姿が映っている。

捜査本部は3日にも令状執行を試みたが、公邸内で警護隊などと6時間にわたり対峙した後、執行を断念した。

崔相穆大統領代行(経済副首相兼企画財政相)は15日に声明で「私はこれまで国家機関同士の物理的な衝突を防ぐ必要性を繰り返し強調してきた。不幸な事態が発生した場合、責任を厳しく追及する」と表明した。

凍えるような寒さの中、公邸前には尹氏の拘束に抗議する数百人の人々や、与党「国民の力」の党員らが集まっている。  ※写真を更新し再送します。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国・イラン・ロシア、北京で次官級会合 イラン核問

ビジネス

中国、金融機関に消費支援強化を指示

ビジネス

アングル:調整局面入りの米国株、一段安の瀬戸際か

ワールド

原油先物は反発、ウクライナ停戦合意なお不透明
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 3
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ?
  • 4
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 5
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 6
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 7
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 8
    「紀元60年頃の夫婦の暮らし」すらありありと...最新…
  • 9
    113年間、科学者とネコ好きを悩ませた「茶トラ猫の謎…
  • 10
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 5
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 6
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 9
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 10
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 6
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中