豪政府、長期財政赤字見通しを引き上げ 今年度予想は引き下げ
オーストラリア政府は18日に発表した2024/25年度(24年7月-25年6月)の中間経済・財政見通しで財政赤字について、今年度分は従来予想から引き下げる一方、長期については医療や生活費支援などの面で歳出が避けられないとして予想を引き上げた。写真はシドニーで7月撮影(2024年 ロイター/Jaimi Joy)
[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア政府は18日に発表した2024/25年度(24年7月-25年6月)の中間経済・財政見通しで財政赤字について、今年度分は従来予想から引き下げる一方、長期については医療や生活費支援などの面で歳出が避けられないとして予想を引き上げた。
2024/25年度の財政赤字の見通しは269億豪ドル(約170億4000万米ドル)で、5月に示した283億豪ドルから縮小した。
しかしその後は歳出が250億豪ドル膨らむとして、27/28年度までの3年間の財政赤字予想は5月時点の予想を230億豪ドル上回る1170億豪ドルと見込んだ。財務省はこの3年間の歳出増加について「年金、メディケア(国民健康保険)、医薬品などの分野における緊急かつ不可避、あるいは自動的な支出増によるところが大きい」と説明した。
チャルマーズ財務相は記者会見で、減税、電気料金補助、薬価引き下げなどこれまでに実施してきた政策に加えて生活費軽減策をさらに手厚くする可能性を示唆。「余裕があり、国民の生活費支援を増やせる手段があれば、もちろん検討する」と述べた。
24/25年度の国内総生産(GDP)成長率の見通しは5月に示した2.0%から1.75%に下方修正。賃金上昇率の予想も3.0%に引き下げた。
最近発表された第3・四半期の経済統計によると、オーストラリア経済はインフラ向け公共投資や電気料金補助がなければ景気後退入りしていたとみられる。来年予定されている総選挙で厳しい闘いが見込まれる中道左派の労働党政権は、高金利と高インフレの重圧の下で景気は減速しているが、財政支出によって経済を確実にソフトランディングさせると主張している。
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