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独、ウクライナ停戦なら役割果たす 派兵決定は時期尚早=国防相

2024年12月17日(火)12時06分

 12月16日、ドイツのピストリウス国防相(写真)は、同国が将来のロシアとウクライナの停戦合意実現に役割を果たす可能性は高いが、平和維持軍の形を判断するにはまだ時期尚早だと述べた。写真はドイツのベルリンで5日撮影(2024 ロイター/Liesa Johannssen)

[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相は16日、同国が将来のロシアとウクライナの停戦合意実現に役割を果たす可能性は高いが、平和維持軍の形を判断するにはまだ時期尚早だと述べた。

トランプ次期米大統領が1月に就任するのを控え、ロシアとの停戦が成立した場合に欧州がウクライナに地上部隊を派遣する可能性があるとの憶測が高まっている。

トランプ氏は紛争終結に向けた即時停戦推進を明言しており、欧州大陸の安全保障に対する第一の責任は欧州諸国が負うべきとの考えを示している。

ピストリウス氏はベルリンで記者団に、交渉も停戦も見通しが立っていない中でウクライナ派兵について決定を下すのは時期尚早と指摘。

同氏は「停戦が実現すれば、もちろん西側諸国や北大西洋条約機構(NATO)のパートナー、場合によっては国連と欧州連合(EU)も平和と停戦がどのように確保できるかを議論しなければならないだろう。また、欧州最大の経済国であるドイツがそこで役割を果たすのは明らかだ」と述べた。

ロイター
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