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ウクライナ、ロシアに責任と非難 ケルチ海峡の石油流出事故巡り

2024年12月17日(火)12時04分

 12月16日、黒海につながるケルチ海峡での大規模な石油流出事故を受け、ウクライナは、ロシアに責任があると非難した。写真は石油タンカーから見える石油流出を引き起こした沈没船。15日、クリミアのケルチ海峡で撮影されたソーシャルメディアから(2024 ロイター)

[16日 ロイター] - 黒海につながるケルチ海峡での大規模な石油流出事故を受け、ウクライナは16日、ロシアに責任があると非難した。ロシアが50年超の老朽化した石油タンカーを使い、悪天候の中で2隻を海上に停泊させ、航行上の安全に関する規則に違反したと訴えている。

ロシア船籍の石油タンカー2隻は15日、ケルチ海峡で暴風雨に遭い、深刻な損傷を受けて石油が流出した。現場海域でこの数年間に発生した事故としては最大級の環境汚染事故になるとみられる。

ロシアは流出量について明らかにしていない。ただ、ロシアのタス通信によると、2隻で計9200バレルの石油を輸送していたという。

ロイター
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