トランプ氏が8州で勝利確実、ハリス氏はワシントンと3州制す 米大統領選
5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が始まり、エジソンリサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領がインディアナ、ケンタッキー、ウェストバージニアの3州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領はバーモント州を制した。メーン州の投票所で撮影(2024年 ロイター/David Swanson)
[フィラデルフィア(米ペンシルベニア州) 5日 ロイター] - 5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が始まり、エジソンリサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領がインディアナ、ケンタッキー、ウェストバージニアなど8州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領は首都ワシントンと3州を制した。
米東部時間午後8時(日本時間6日午前10時)時点で25州で投票が締め切られており、選挙人獲得数はトランプ氏が90人、ハリス氏が27人となった。全米538人の選挙人のうち270人を獲得した候補が当選する。
開票速報は事前の予想通りとなっており、激戦7州が最終的に勝敗を左右するとみられるが、激戦州の結果が判明するまで数時間あるいは数日かかる可能性がある。
エジソンリサーチの出口調査速報によると、投票者の48%がハリス氏に好意的と回答し、トランプ氏は44%となった。有権者の73%が米国の民主主義が脅かされていると捉え、約3分の1がそれぞれ民主主義と経済を最も重要な争点だと考えていることも分かった。[nL6N3LZ083]