テレグラム、CEO逮捕を非難 「EUの法律順守」
8月26日、メッセージアプリ「テレグラム」は、創業者のパベル・ドゥーロフ最高経営責任者(CEO)がフランス・パリで逮捕されたことを受け、ドゥーロフ氏は何も隠し事はしていないと表明し、メッセージ・ソーシャルメディア・プラットフォームの所有者をプラットフォーム悪用で摘発するのは不合理だと表明した。写真は、スペインのバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスで基調講演を行うテレグラム創業者兼CEOのパベル・ドゥーロフ氏。2016年2月撮影(2024年 ロイター/Albert Gea)
[パリ/モスクワ 26日 ロイター] - メッセージアプリ「テレグラム」は26日、創業者のパベル・ドゥーロフ最高経営責任者(CEO)がフランス・パリで逮捕されたことを受け、ドゥーロフ氏は何も隠し事はしていないと表明し、メッセージ・ソーシャルメディア・プラットフォームの所有者をプラットフォーム悪用で摘発するのは不合理だと表明した。
ドゥロフ氏は、24日夜にアゼルバイジャンからプライベートジェット機でパリ郊外ルブルジェ空港に到着後に逮捕された。
テレグラムは声明で、同社が欧州連合(EU)法律を順守しており、モデレーション(投稿の監視)は「業界標準の範囲内で、常に改善されている」と説明。
「ドゥーロフCEOには何も隠し事はなく、頻繁にヨーロッパを旅行している」とした上で「プラットフォームやその所有者がプラットフォームを悪用していると主張するのは馬鹿げている」と主張。事態の迅速な解決を望むとした。