英がウクライナと安保協定、首相キーウ訪問で 軍事支援も増額

英国のスナク首相は、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と2国間の安全保障協定に署名した。12日、キーウで撮影(2024年 ロイター/Thomas Peter)
[キーウ 12日 ロイター] - 英国のスナク首相は12日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大統領と2国間の安全保障協定に署名した。また、来年度の支援を25億ポンド(約31億9000万ドル)とし、過去2年間に比べ2億ポンド増額することを明らかにした。ドローン(無人機)や長射程兵器の購入に充てる。
スナク首相は会見で「世界中の敵対勢力は、われわれには長い戦争に耐える忍耐力も資源もないと考えている。今揺らげば、プーチン大統領だけでなく北朝鮮やイランなど他国もあおることになる」と語った。
ゼレンスキー大統領は会見で、米国からの援助も実現の手応えを感じており、先月よりも楽観的になっていると語った。
ゼレンスキー氏は署名した協定について、ウクライナに対する「前例のない安全保障協定」だとし、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟するまで効力を持つと説明。「最初の協定を英国と締結できたことをうれしく思う。この協定は他のパートナーと協力する際に基礎となる」と述べた。
その後、短文投稿サイト「X」(旧ツイッター)に「これは単なる宣言ではない」と投稿した。
定例のビデオ演説では同協定について、兵器や情報収集、サイバー分野での支援や、ロシアに対する制裁を定める内容で「非常に重大かつ現代的な合意」と説明し、イスラエルと米国の長年の安保関係に似ているとの見方を示した。
「ロシアによる攻撃から自らを守る上でわれわれに自信を与えてくれる」と強調した。
前ロシア大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は同日、英国がウクライナへの軍部隊派遣に動けばロシアに対する宣戦布告と見なすと警告した。
ウクライナの議員は、スナク首相がウクライナ議会で演説し、スタンディングオベーションを受ける動画を投稿。スナク氏は議員に対し「現在、ウクライナの自由を求める闘いにおける困難な時期にある。紛争中に困難な時期が訪れることは常にある。長い闘いを覚悟しなければならない」と語った。
主要7カ国(G7)はウクライナに2国間で安全保障面の確約を与えることで合意していた。
英政府によると、同国のウクライナへのドローン供給数は他国を上回る見通しで、大半を英国内で製造する見込み。
スナク首相は声明で、ウクライナは2年間、自由と民主主義の原則のために戦ってきたとし、「われわれは苦難な時期も、将来のより良い時期も、ウクライナと共にある」とした。
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