米国でのシーク教指導者害計画、インドは調査の用意=モディ首相

インドのモディ首相(写真)は米国に住むシーク教徒指導者の殺害計画を巡り、関連する情報があれば調査すると表明した。英紙フィナンシャル・タイムズが20日掲載したインタビュー記事で述べた。ドバイで1日撮影(2023年 ロイター/Amr Alfiky)
[20日 ロイター] - インドのモディ首相は米国に住むシーク教徒指導者の殺害計画を巡り、関連する情報があれば調査すると表明した。英紙フィナンシャル・タイムズが20日掲載したインタビュー記事で述べた。
「情報を入手すれば間違いなく調査する」と述べ、インドにおける法の支配を強調した。この問題による米国との外交関係への影響はないとの認識を示した。
米司法省は先月、シーク教徒の独立運動に関わるグルパトワント・シン・パヌン氏を殺し屋に殺害させようとしたとして、容疑者の男を起訴したと発表した。
モディ氏は「成熟した安定したパートナーシップ」を米印は共有していると述べた。
「安全保障とテロ対策の協力はパートナーシップの重要な要素だ」とし「いくつかの事件と両国の外交関係を結びつけるのは適切とは思わない」と語った。