再送-元NY市長ジュリアーニ氏に1.48億ドル賠償命令、大統領選巡る不正主張で

トランプ前米大統領の顧問弁護士だったルディ・ジュリアーニ氏が2020年の米大統領選を巡り、ジョージア州の元選挙管理職員の女性2人が不正を共謀したと主張し、名誉毀損(きそん)で訴えられていた裁判で、米ワシントンの連邦地裁の陪審は15日、ジュリアーニ氏に対し、2人に計1億4800万ドル(約210億円)以上を支払うよう命じた。写真はジュリアーニ氏で15日に米ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Bonnie Cash)
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[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ前米大統領の顧問弁護士だったルディ・ジュリアーニ氏が2020年の米大統領選を巡り、ジョージア州の元選挙管理職員の女性2人が不正を共謀したと主張し、名誉毀損(きそん)で訴えられていた裁判で、米ワシントンの連邦地裁の陪審は15日、ジュリアーニ氏に対し、2人に計1億4800万ドル(約210億円)以上を支払うよう命じた。
元ニューヨーク市長のジュリアーニ氏は、投票処理に使われたアトランタの会場で、職員だった2人が不正な投票用紙が入ったスーツケースを隠し、数えている様子が監視カメラに捉えられたという虚偽の主張を繰り返していた。
陪審は、ジュリアーニ氏が2人の評判を傷つけ精神的苦痛を生じさせたとして約7300万ドル、また懲罰的賠償として7500万ドルの支払いを命じた。
裁判所は8月、ジュリアーニ氏の行為が2人の名誉を傷つけ、意図的に精神的苦痛を与えたなどとの判断を下していた。
ジュリアーニ氏は上訴する方針。