インド、IT機器国内製造でデル・HP・鴻海など27社に優遇措置

11月18日、 インド政府は、ノートパソコンやタブレット端末などIT(情報技術)ハードウエアの国内製造促進策の一環で、米デル、米HP、台湾の鴻海精密工業を含む27社に対する優遇措置を承認した。写真はデルのロゴ。2022年2月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[ムンバイ 18日 ロイター] - インド政府は、ノートパソコンやタブレット端末などIT(情報技術)ハードウエアの国内製造促進策の一環で、米デル、米HP、台湾の鴻海精密工業を含む27社に対する優遇措置を承認した。
アシュウィニ・バイシュナウ情報技術相によると、これらの企業は合計300億インドルピー(3億6000万ドル)を投資し、IT分野で5万人の雇用を創出する見込み。ディクソン・テクノロジーズ、VVDNなどの国内メーカーにも同様の承認が下りたという。
インド政府は、年間目標を上回る国産品の販売に対し、メーカーに補助金を提供するインセンティブプログラムを導入している。