再送-トランプ関税、予想よりはるかに大きい インフレ再燃リスクも=シカゴ連銀総裁

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は8日、トランプ大統領が打ち出した関税措置は想定されていたものよりも「はるかに大きい」とし、同措置に伴うコスト拡大の影響がどれだけ速く、そしてどの程度消費者に転嫁されるかは不透明という認識を示した。写真は2月、スタンフォード経済政策研究所(SIEPR)で講演する同総裁。(2025年 ロイター/ Ann Saphir)
(誤字を修正して再送します)
[8日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は8日、トランプ大統領が打ち出した関税措置は想定されていたものよりも「はるかに大きい」とし、同措置に伴うコスト拡大の影響がどれだけ速く、そしてどの程度消費者に転嫁されるかは不透明という認識を示した。インフレが再燃するリスクへの不安もあると述べた。
グールズビー総裁はイリノイ公共ラジオとのインタビューで「インフレが制御不能に陥ると何が起こるか、われわれは学んだばかり」と指摘。関税は「マイナスの供給ショック」で、米連邦準備理事会(FRB)による対応は必ずしも明確ではないと語った。