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中国国営ファンド、中国株の保有拡大へ 株価急落受け

2025年04月07日(月)17時13分

 4月7日 中国国営ファンドの中央匯金投資が資本市場の安定化に向け積極的に対策を講じていると、国営の証券時報が7日、関係筋の話として報じた。写真は4月3日、上海で撮影(2025年 ロイター/Go Nakamura)

[上海/北京 7日 ロイター] - 中国国営ファンドの中央匯金投資は7日、中国株の保有を増やし、市場の安定を守ると表明した。

中国が米国の関税に対する対抗措置を発表したことを受け、貿易戦争の拡大が深刻な景気後退を招くとの懸念が強まり、7日の中国・香港株式市場は急落した。

中央匯金投資は「中国資本市場の発展見通しを強く楽観しており、A株の現在の投資価値を十分に認識している」と表明。上場投資信託(ETF)を通じて中国上場株式の保有を増やしており、「資本市場の円滑な運営を守る」ため、今後も保有株を増やすと述べた。

ロイター
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