日経平均は大幅続落、2000円超安 貿易戦争激化への懸念で

4月7日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比625円61銭安の3万3154円97銭と、大幅続落してスタートした。東京証券取引所で2月6日撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 7日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比625円61銭安の3万3154円97銭と、大幅続落してスタートした。前週末の米国株市場は、トランプ米大統領が発表した相互関税に対する報復措置で貿易戦争が激化するとの懸念から大幅安となり、東京市場でもその流れを引き継いでいる。日経平均は寄り付き後も下げ幅を節目の3万2000円を下回り、足元は2000円超安となっている。東証33業種では全業種が値下がりし、銀行、輸送用機器、鉱業などの下げが大きくなっている。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが4%超安、東京エレクトロンは11%超安、アドバンテストが売り気配。主力のトヨタ自動車は6%超安で推移している。三菱UFJフィナンシャル・グループは売り気配となっている。レーザーテックは8%超安、スズキは8%超安で推移している。