原油先物は2ドル安、トランプ氏が相互関税発表

アジア時間の原油先物価格は約2ドル下落。写真は、米テキサス州オデッサ郊外の油田。2月18日、テキサス州のオデッサで撮影(2025年 ロイター/Eli Hartman)
Nicole Jao
[3日 ロイター] - アジア時間の原油先物価格は約2ドル下落。トランプ米大統領が2日、貿易相手国への相互関税を発表し、世界的な貿易戦争が原油需要を減退させるとの懸念が強まった。
0033GMT(日本時間午前9時33分)までに、北海ブレント先物は1.97ドル(2.63%)安の1バレル=72.98ドル。米WTI原油先物は1.98ドル(2.76%)安の69.73ドル。
両先物とも2日は上昇して取引を終えたが、トランプ氏が2日夕方の会見で相互関税を発表したことで、一転して下落に転じた。
SEBのチーフアナリスト、ビャーネ・シールドロップ氏は「(関税が)貿易や経済成長、ひいては石油需要の伸びにとってマイナスになることは分かっている。しかし、その影響は少し先に現れるため、どの程度悪化するかは不明だ」と語った。
ホワイトハウスは2日、石油、ガス、精製品の輸入について、トランプ大統領が同日発表した新たな関税の対象から除外されたと明らかにした。
米エネルギー情報局が2日発表したデータによると、先週の米原油在庫はアナリストの減少予想(210万バレル減)に反して、大幅増(620万バレル増)となり、弱気心理が強まった。