仏産ワイン・蒸留酒、関税で米国販売20%減へ 業界団体が予想

4月2日、フランスの業界団体、ワイン・スピリッツ輸出業者連盟(FEVS)は、トランプ米大統領が発表した相互関税の影響で米国におけるフランス産ワイン・蒸留酒の売り上げが少なくとも20%減少するとの見通しを示した。写真は、酒店で販売されているワインのボトル。3月13日、パリで撮影(2025年 ロイター/Stephanie Lecocq)
[パリ 2日 ロイター] - フランスの業界団体、ワイン・スピリッツ輸出業者連盟(FEVS)は2日、トランプ米大統領が発表した相互関税の影響で米国におけるフランス産ワイン・蒸留酒の売り上げが少なくとも20%減少するとの見通しを示した。
トランプ氏は欧州連合(EU)からの輸入品に20%の関税を課すと表明した。
仏ワイン・蒸留酒業界は既に、米関税の脅威、中国市場の低迷、価格下落で圧力にさらされており、2024年は2年連続で輸出が減少した。
FEVSのガブリエル・ピカール会長は、EU産飲料に対する20%の関税は極めて大きいと指摘。ロイターに「米国でのビジネスと米消費者に非常に大きな影響を与えるだろう」と述べた。
米国は仏産ワインと蒸留酒の最大市場で、24年の対米輸出額は5%増の38億ユーロ(41億2000万ドル)に達した。