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英賃金、11─1月は伸びほぼ横ばい 今後は鈍化の公算大

2025年03月20日(木)17時14分

 英国立統計局(ONS)が20日発表した統計によると、英国の賃金は2024年11月─25年1月の期間、伸び率がほぼ横ばいとなった。写真はロンドンのジョブセンタープラス(職業紹介機関)。2023年10月撮影(2025年 ロイター/ Susannah Ireland)

[ロンドン 20日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が20日発表した統計によると、英国の賃金は2024年11月─25年1月の期間、伸び率がほぼ横ばいとなった。

民間部門の賃金(除くボーナス)は前年同期比6.1%上昇した。24年10─12月は6.2%上昇だった。

経済全体の賃金(除くボーナス)は前年比5.9%上昇で、24年10─12月から変わらなかった。ボーナスを含めたベースでは5.8%上昇し、伸び率は24年10─12月の6.1%から鈍化した。ロイターがまとめたエコノミスト予想はいずれも5.9%上昇だった。

イングランド銀行(英中央銀行)はきょうの金融政策委員会で、政策金利を4.50%に据え置くとみられている。

4月から雇用主が支払う社会保障負担金が増加するため、賃金上昇の鈍化と雇用減少につながると予想されている。

ロイター
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