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日経平均は反落で寄り付く、米景気懸念で下げ幅拡大

2025年03月11日(火)09時22分

 3月11日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比443円90銭安の3万6584円37銭と反落してスタートした。写真は、東京証券取引所。2024年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 11日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比443円90銭安の3万6584円37銭と反落してスタートした。その後も700円超まで下げ幅を拡大した。米国の関税政策による経済への悪影響が意識され、前日の米国株市場で主要3指数が急落した流れを引き継いだ。東京市場でも幅広い業種で売りが優勢となっているほか、指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の下落が目立つ。セクター別では、非鉄金属、銀行、証券、商品先物取引などの下げが大きい。

個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが4%超安、東京エレクトロンが3%安、アドバンテストが4%超安で推移。ファーストリテイリングは2%超安、セブン&アイ・ホールディングスは1%超安。

一方、ダイキン工業、キッコーマン、サッポロホールディングスなどはしっかりと推移している。

ロイター
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