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トランプ氏、加メキシコ関税の軽減を検討 5日発表も=商務長官

2025年03月06日(木)01時23分

トランプ米大統領は、カナダとメキシコに対し発動した関税を巡り、自動車など一部セクターでの軽減措置の可能性を検討しており、5日中に両国への関税に関する発表を行う見通し。写真は2024年2月、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の港湾で撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)

[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は、カナダとメキシコに対し発動した関税を巡り、自動車など一部セクターでの軽減措置の可能性を検討しており、5日中に両国への関税に関する発表を行う見通し。ラトニック商務長官がブルームバーグTVとのインタビューで明らかにした。

ラトニック長官は「自動車など、複数の分野が軽減の対象となる可能性がある」としつつも、「実際には免除とはならない」と強調。来年行われるカナダとメキシコとの協定の再交渉を視野に「25%の関税は維持されるだろう」と語った。

トランプ政権は4日未明、メキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を発動。カナダはこれに対し報復関税を発動し、メキシコは9日に対抗措置を発表すると表明した。

関係筋によると、トランプ大統領は5日、カナダのトルドー首相と会談する予定。

また、ラトニック長官によると、より広範な相互関税は引き続き4月2日に発動される計画で、一部は即時発効となる一方、その他の分野では数週間から数カ月後に関税が課される可能性があるという。

ロイター
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