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独サービスPMI、2月は51.1に低下 需要低迷続く

2025年03月05日(水)18時47分

 S&Pグローバルがまとめた2月のドイツのHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値(季節調整後)は51.1だった。写真は、レストランの入り口に立つ、ゲーテ関連のブロンズ像。2024年5月、ドイツのライプツィヒで撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた2月のドイツのHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値(季節調整後)は51.1だった。

3カ月連続で好不況の分かれ目となる50を上回ったが、需要の低迷で前月の52.5から低下した。

新規受注が6カ月連続で減少。顧客である製造業の減産や予算の制約が響いた。ただ、減少ペースは現在の縮小局面で最低。輸出受注の著しい落ち込みが和らいだ。

受注残の減少ペースは2020年半ば以来の高水準だった。

雇用は2カ月連続で増加したが、増加ペースは前月から鈍化した。一部の企業は特にセールス部門で戦略的な雇用を進めた。

全体では今後1年に対する楽観度が前月から低下。先行きを示す指数は長期的なトレンドを下回った。

新政権樹立後の景気好転を期待する声もあったが、物価高と熟練労働者不足が依然、懸念要因となっている。

ロイター
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