インド電動二輪オラ、大幅な人員削減へ 利益率改善目指し

3月3日、 インドで売上高トップの電動二輪車大手オラ・エレクトリックは、利益率向上を目指す取り組みの一環として一部業務を廃止すると発表した。写真は同社のバビッシュ·アガルワルCEO。ムンバイで2024年7月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[3日 ロイター] - インドで売上高トップの電動二輪車大手オラ・エレクトリックは3日、利益率向上を目指す取り組みの一環として一部業務を廃止すると発表した。
ブルームバーグ・ニュースは、フルフィルメント、顧客関係、充電インフラなど複数部門で、従業員と契約従業員1000人超が削減されると報じた。
同社広報担当者はロイターに「当社はフロントエンド業務の再編と自動化により、利益率の向上、コスト削減、顧客体験の向上を実現するとともに、生産性向上のため不要な業務を削減した」と述べたが、影響を受ける業務や規模についてはコメントを控えた。
同社は高コスト、需要減、顧客獲得のための大幅な値引きに苦戦。報道によると、昨年11月にも約500人を削減していた。市場情報プラットフォーム、トラクスンによると、昨年末時点の従業員数は3824人で、前年から1.8%減った。