米マクドナルド、卵に追加料金なし・アプリ値引き 顧客獲得狙い
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米マクドナルドは25日、米国の消費者を引き付けるため、卵が入ったメニューで追加料金を徴収しないとともに、アプリで1ドルのマックマフィン提供を開始すると発表した。資料写真、2022年1月撮影(2025年 ロイター/Joshua Roberts)
[25日 ロイター] - 米マクドナルドは25日、米国の消費者を引き付けるため、卵が入ったメニューで追加料金を徴収しないとともに、アプリで1ドルのマックマフィン提供を開始すると発表した。
マクドナルドの北米担当チーフインパクトオフィサー、マイケル・ゴンダ氏はリンクトインへの投稿で「最近話題になっている他の企業と異なり、米国のマクドナルドにおいては、完全平飼い・国産である卵に追加料金を課すことは決してない」と述べた。
同社は、インフレ高騰から外食での散財を控える中・低所得消費者を取り込もうとしている。
最新の決算で、同社の世界全体の売上高は予想外に増加したものの、米国における売上高が過去最大の減少を記録した。
米国では鳥インフルエンザの拡大で鶏卵生産に影響が出ており、ウォルマートなどの小売店での卵価格上昇に国民が苦しんでいる。
レストランチェーン、ワッフル・ハウスは今月、卵1個の注文につき50セントの追加料金を課すと発表した。