大林組が通期業績予想を上方修正、完成工事総利益など増加

　２月１０日、大林組は、２０２５年３月期連結業績予想を上方修正すると発表した。写真は同社のロゴ。都内で２０１７年１２月撮影（２０２５　ロイター／Toru Hanai）

Shinichi Uchida

［東京　１０日　ロイター］ - 大林組は１０日、２０２５年３月期連結業績予想を上方修正すると発表した。国内建設事業や海外子会社で完成工事高や完成工事総利益が増加するほか、政策保有株式の売却で特別利益の増加を見込んだ。

売上高は前期比１２．３％増の２兆６１００億円（従来予想２兆５１００億円）、営業利益は同６６．３％増の１３２０億円（同９３０億円）、純利益は同７０．５％増の１２８０億円（同８７０億円）にそれぞれ見直した。年間８０円とする配当予想は据え置いた。