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中国佳兆業、12月18日に臨時株主総会開催へ 債務再編案巡り
2024年12月02日(月)07時25分
11月29日、経営再建中の中国不動産開発大手、佳兆業集団(カイサ・グループ)は、12月18日に臨時株主総会を招集し、122億7000万ドル規模の債務再編案に関し承認を求めると発表した。上海で2021年撮影(2024年 ロイター/Aly Song)
[29日 ロイター] - 経営再建中の中国不動産開発大手、佳兆業集団(カイサ・グループ)は29日、12月18日に臨時株主総会を招集し、122億7000万ドル規模の債務再編案に関し承認を求めると発表した。
佳兆業は2021年に外貨建て債券120億ドルがデフォルト(債務不履行)に陥って以来、債務再編に取り組んでいる。株主総会では、ドル建てのシニア債(50億ドル相当)と、新株予約権付社債(転換社債、48億ドル相当)を新規発行する債務再編に関連した議案について検討する。
また、佳兆業は特別債権者グループの債券受託者であるシティコープ・インターナショナルと、株式発行による再編作業費の支払いに取り組む。この株式発行額は2690万ドル前後という。
佳兆業は12月19日に香港の裁判所で行われる審理で、債務再編案に対する債権者議決について許可を求める。