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米クラ・オンコロジー、協和キリンと血液がん治療薬開発で提携へ
2024年11月21日(木)11時37分
11月21日、米バイオ医薬品会社クラ・オンコロジーは20日、血液がん治療薬「ジフトメニブ」の開発と商業化で協和キリンと提携すると発表した。写真は協和キリンを傘下に持つキリンのロゴ。都内で8月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)
[20日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社クラ・オンコロジーは20日、血液がん治療薬「ジフトメニブ」の開発と商業化で協和キリンと提携すると発表した。
クラは取り決めの一環として前払い金3億3000万ドルと、マイルストーンに応じて総額最大12億ドルを受け取る。
経口抗がん剤の同薬は現在、急性骨髄性白血病を対象に評価が進められており、クラが開発を主導する。米国では毎年約2万人が罹患している。
両社は共同で商業化に向けた活動を行い、損益は折半する。協和キリンが米国外での同薬の開発と商業化を担う。
ジフトメニブは現在、初期の開発段階にある。同薬は急性骨髄性白血病以外の血液がんを対象とした試験も行われている。