ニュース速報
ビジネス

スイスGDP、第3四半期速報は0.2%増に鈍化 利下げ後押しへ

2024年11月15日(金)19時42分

[15日 ロイター] - スイス政府は15日、第3・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が速報値で前期比0.2%だったと発表した。サービス部門が拡大した一方、工業部門が低迷し、第2・四半期の0.5%から鈍化した。

キャピタル・エコノミクスのアドリアン・プレッテジョン氏は「驚くほど鈍化した。スイス中央銀行による利下げ計画をさらに後押しするだろう」と述べた。

また、今回の数値は長期平均の四半期成長率0.4%を下回った。

GDP統計の改定値は29日に発表される。

スイス経済は欧州内で比較的強靭性があるものの、最近は外需の低迷に苦しんでいる。

公式データで第3・四半期の輸出を見ると、スイスにとって最大市場であるユーロ圏が前期比4.5%減、北米が15%減だった。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

非正規社員の就業調整、3割弱が「年収の壁」のため=

ビジネス

サムスン電子、72億ドル相当の自社株買い計画

ビジネス

新興国株式、トランプ氏勝利でアンダーパフォーム=シ

ワールド

中国少子化対策、さらなる取り組み必要=習国家主席
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:またトラ
特集:またトラ
2024年11月19日号(11/12発売)

なぜドナルド・トランプは圧勝で再選したのか。世界と経済と戦争をどう変えるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 3
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラッドレー歩兵戦闘車が「戦略的価値を証明」する戦闘シーン
  • 4
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 5
    NewJeansメンバー全員が事務所に最後通告「ミン・ヒジ…
  • 6
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 7
    新たな大谷翔平伝説が始まる...「ますますリスペクト…
  • 8
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 9
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 10
    投資家は「東京メトロ」をどう見るべきか...「今さら…
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 3
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラッドレー歩兵戦闘車が「戦略的価値を証明」する戦闘シーン
  • 4
    「歌声が聞こえない」...ライブを台無しにする絶叫フ…
  • 5
    ウクライナ軍ドローン、1000キロ離れたロシア拠点に…
  • 6
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 7
    「遮熱・断熱効果が10年持続」 窓ガラス用「次世代…
  • 8
    NewJeansのミン・ヒジン激怒 「似ている」グループは企…
  • 9
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 10
    海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「空母化」、米…
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 10
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中