ニュース速報
ビジネス

米モデルナ、7─9月純損益が黒字転換 コロナワクチン売り上げ好調

2024年11月08日(金)09時24分

 米バイオ医薬品会社モデルナが11月7日発表した第3・四半期決算の純損益は1300万ドルの黒字となり、前年同期の36億3000万ドルの赤字から黒字転換した。2022年9月、ペンシルベニア州で撮影(2024年 ロイター/Hannah Beier)

Patrick Wingrove

[7日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社モデルナが7日発表した第3・四半期決算の純損益は1300万ドルの黒字となり、前年同期の36億3000万ドルの赤字から黒字転換した。コスト削減と、改良型の新型コロナウイルスワクチンの売り上げが予想を上回ったのが要因。

1株当たり利益は0.03ドル。LSEGのデータによると、市場予想は純損益が7億5300万ドルの赤字、1株当たり損失が1.90ドルだった。

新型コロナワクチンの売上高は18億ドルと前年同期より3.5%増え、市場予想平均の13億8000万ドルを大きく上回った。改良型の新型コロナワクチンを先行投入した米国での売り上げが伸びたのが寄与した。

食品医薬品局(FDA)は今年、モデルナ、米ファイザーとドイツのビオンテックのそれぞれの改良型ワクチンを23年より3週間弱早く承認していた。 

モデルナのジェームズ・モック最高財務責任者(CFO)はインタビューで「初期により多く出荷し、全ての医療従事者にとって新型コロナワクチンを接種可能にできた」と語った。

ただ、モデルナは24年通期の新型コロナワクチンの売上高は30億―35億ドルとなり、70億ドル弱だった前期を下回ると予想している。

TDコーウェンのアナリスト、タイラー・ヴァン・ビューレン氏は顧客向けのノートで、第4・四半期の新型コロナワクチンの売上高予想に基づくと、この業績予想は達成可能以上であるように見えると指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

訂正-台湾、米関税対応で27億米ドルの支援策 貿易

ビジネス

米雇用統計、3月雇用者数22.8万人増で予想大幅に

ビジネス

中国が報復措置、全ての米国製品に34%の追加関税 

ビジネス

世界食料価格、3月前年比+6.9% 植物油が大幅上
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描かれていた?
  • 3
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡眠の「正しい関係」【最新研究】
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 6
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 7
    得意げに発表した相互関税はトランプのオウンゴール…
  • 8
    テスラが陥った深刻な販売不振...積極プロモも空振り…
  • 9
    大使館にも門前払いされ、一時は物乞いに...ロシア軍…
  • 10
    「ネイティブ並み」は目指す必要なし? グローバル…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 9
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中