ニュース速報
ビジネス

ベトナムEVビンファストの一部車両、米当局が予備調査開始

2024年09月13日(金)10時01分

 9月12日、 米運輸省交通安全局(NHTSA)はベトナムの新興電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが製造した一部の車両について、車線維持支援システムが正しく機能してないとの報告を受け、予備調査を開始したと明らかにした。写真は便ファストのロゴ。2022年10月パリで撮影(2024年 ロイター/Stephane Mahe)

[12日 ロイター] - 米運輸省交通安全局(NHTSA)は12日、ベトナムの新興電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが製造した一部の車両について、車線維持支援システムが正しく機能してないとの報告を受け、予備調査を開始したと明らかにした。

同社の2023─24年式モデルのドライバー14人からの報告を受け、約3118台を調査する。

予備調査で問題の可能性のある範囲、頻度、重大性を評価して、対象車両に安全関連の欠陥があるかどうかを判断する。

米国で2023年に販売を開始したビンファストは、NHTSAの調査に全面的に協力するとともに、引き続き状況を注意深く監視すると述べた。

NHTSAは4月24日にカリフォルニア州で発生した同社の「VF8」が絡む衝突事故の調査を行っている。この事故では4人が死亡している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、イスラエルのイラン攻撃計画支持せず 交

ビジネス

伊エスプレッソマシン製造社、香港投資会社が買収 M

ビジネス

エクイノールのNY州沖風力発電施設、米内務長官が建

ワールド

中東欧地域はドイツ財政拡張の大きな恩恵受けられず=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 2
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気ではない」
  • 3
    【クイズ】世界で2番目に「話者の多い言語」は?
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    米経済への悪影響も大きい「トランプ関税」...なぜ、…
  • 6
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 7
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 8
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 9
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 10
    金沢の「尹奉吉記念館」問題を考える
  • 1
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 2
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 3
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止するための戦い...膨れ上がった「腐敗」の実態
  • 4
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 6
    「ただ愛する男性と一緒にいたいだけ!」77歳になっ…
  • 7
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 8
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 9
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 10
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中