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インド、3件の半導体工場建設を承認 総額152億ドル

2024年03月01日(金)11時15分

インド政府は29日、複合企業タタ・グループやCGパワーなどによる計1兆2600億ルピー(152億ドル)規模の3件の半導体工場の建設を承認した。写真は、2023年7月25日にインド・ガンディナガルで開催されたイベントに出品されたマイクロンのメモリーウエハー。(2024年 ロイター/Amit Dave)

[ニューデリー 29日 ロイター] - インド政府は29日、複合企業タタ・グループやCGパワーなどによる計1兆2600億ルピー(152億ドル)規模の3件の半導体工場の建設を承認した。エレクトロニクス大国を目指すモディ首相の政策の一環で、半導体工場の建設はインドで初めてとなる。

バイシュナウ電子・情報技術相は「(半導体製造・供給での)自立国家実現へ向けて重要な決定だ」と記者団に述べた。建設は今後100日以内に始まる。工場では防衛や自動車、通信などの分野向けの半導体の製造とパッケージングを行うという。

電子・情報技術相によると、タタは台湾の力晶科技(パワーチップ)と提携。9100億ルピーを投資してグジャラート州でインド初の半導体製造工場を立ち上げる予定。CGパワーは日本の半導体大手ルネサスエレクトロニクスやタイのスターズ・マイクロエレクトロニクスと提携し、同州で760億ルピー規模の半導体パッケージング工場を建設する計画だ。

ロイター
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