赤沢経済再生相、米関税政策巡り「国益守る交渉したい」

4月16日、米関税政策巡る交渉のため訪米する赤沢亮正経済再生相は、出発前に記者団に対し「何が一番国益に資するのか、何が一番効果的かっていうことを考え抜いて、しっかり国益を守る交渉を行いたい」と述べた。写真は2024年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 16日 ロイター] - 米関税政策巡る交渉のため訪米する赤沢亮正経済再生相は16日午前、出発前に記者団に対し「何が一番国益に資するのか、何が一番効果的かっていうことを考え抜いて、しっかり国益を守る交渉を行いたい」と述べた。
どの分野が協議の対象になるかとの質問には、交渉内容に関わることとしてコメントを控えた。
交渉相手であるベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表については「大変な親日家で知られ、仕事の能力も申し分ない」と評し、「信頼関係をしっかり築いて、日本の国益にとっても米国の国益にとってもウィンウィン関係になるような良い交渉ができると思っている」と語った。
交渉を目前に控えた自身の心境について「自分でも驚くほど落ち着いている」と話した。