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米モデルナ、23年コロナワクチン売上高は目標達成の見込み

2024年01月09日(火)11時00分

米バイオ医薬品会社モデルナは8日、2023年の新型コロナウイルスワクチンの売上高が自社予想の下限を上回る約67億ドルになると発表した。写真は、同社製のコロナワクチンの入ったバイアル。2020年10月31日に撮影。(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Michael Erman

[8日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社モデルナは8日、2023年の新型コロナウイルスワクチンの売上高が自社予想の下限を上回る約67億ドルになると発表した。2025年に増収に戻す目標を改めて示した。

同社は昨年の新型コロナワクチンの年間売上高見通しを60億─80億ドルとしていた。

売上高の67億ドルには、発展途上国へのワクチン普及を目指す官民連携の組織GAVIワクチンアライアンスとの取り組みに関連した繰り延べ収入の約6億ドルが含まれている。

同社の株価はワクチンの販売不振が重しとなり、昨年に40%余り下落した。ここ数カ月は持ち直し、昨年11月の安値を60%余り上回った水準で推移している。

モデルナは今年の売上高について、海外の買い手との事前購入契約が終了したことが主な理由で40億ドル程度に落ち込むとしている。

同社は米コロナワクチン市場で競合する米ファイザーからシェアを奪い、シェアを2022年の37%から23年秋には48%に伸ばした。

モデルナは26年に収支均衡を達成する目標を維持した。

同社の呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチンについては今年上期に承認されると見込まれている。また今年中にインフルエンザとコロナウイルスの混合ワクチンおよび次世代の新型コロナワクチンの後期試験データも発表する見通しだ。

ロイター
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