- HOME
- コラム
- 現代ニホン主義の精神史的状況
- 世界中の極右を引き寄せるウクライナ義勇軍は新たなフ…
世界中の極右を引き寄せるウクライナ義勇軍は新たなファシズムの温床か
戦争の帰趨は分からない。しかし確実に言えるのは世界的に政治の「残忍化」が進むことは避けられないということだ。だが、それは必ずしも破局に繋がるわけではない。『英霊』文庫版の解説を書いている今井宏昌は、『暴力の経験史:第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~1923』(法律文化社、2016年)で、戦争経験の解釈のされ方は多様であり、それは必ず戦争を志向するのではなく、解釈の在り方によっては平和を志向する道もあることを示した。
ウクライナの戦争については、ロシアの侵略を批判する立場がほとんどだろう。だが我々はただ批判するだけでなく、戦争を語る方法や戦争に関する情報の受容についても丁寧に行う必要があるのだ。
政治資金改革を時間稼ぎの「政局的な話」としか考えていない自民党 2024.05.17
「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令 2024.04.23
『オッペンハイマー』:被爆者イメージと向き合えなかった「加害者」 2024.04.11
日本で車椅子利用者バッシングや悪質クレーマー呼ばわりがなくならない理由 2024.03.27
在日外国人と日本社会の共生努力を後退させる右派の差別扇動 2024.02.27
【能登半島地震】正義ぶった自粛警察が災害救助の足を引っ張る 2024.02.01
男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義 2023.11.30