カナダ製造業PMI、3月は1年3カ月ぶり低水準 貿易戦争拡大で

S&Pグローバルが1日発表した3月のカナダ製造業購買担当者景況感指数(PMI)は46.3と前月の47.8から低下した。世界的な貿易戦争拡大で新規受注がコロナ禍開始直後以来の落ち込みを示し、2023年12月以来の水準となった。写真はケベック州ボワブリアンで2023年5月撮影(2025年 ロイター/EVAN BUHLER)
Fergal Smith
[トロント 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した3月のカナダ製造業購買担当者景況感指数(PMI)は46.3と前月の47.8から低下した。世界的な貿易戦争拡大で新規受注がコロナ禍開始直後以来の落ち込みを示し、2023年12月以来の水準となった。
50が拡大と縮小の分かれ目となる。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ポール・スミス氏は「より広範な商品やサービスに関税が適用されるとの不安が引き続き重しとなり、3月はカナダの製造業部門に厳しい月になった」と述べた。
トランプ米大統領は3月26日、鉄鋼とアルミニウムへの関税引き上げに続き、輸入車への25%の関税適用を発表。4月2日には追加関税の発動が予定されている。
カナダの輸出の約75%は米国向け。
生産指数は45.7と2月の47.5から低下、新規受注指数は20年5月以来の水準となる42.3に下げた。
スミス氏は「予想通り輸出が特に打撃を受け、企業は見通しについてますます悲観的になっている。一般的には生産量が今後1年で減少すると予想している」と述べた。
さらに「やはり関税の直接的な結果として、インフレ圧力が高まり見通しが一段と暗くなっている」と述べた。