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ニューズウィーク日本版『日本映画』に関する記事一覧

        
クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない
私的映画論 森達也

クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない

<ひとことで言えば「重喜劇」──高潔なのに卑小、賢いのにバカな主人公は人生にもがきながらどんどん堕(...

2022.03.25
        
36年ぶりに『台風クラブ』を観て、変化した自分と映画の本質を思い知る
私的映画論 森達也

36年ぶりに『台風クラブ』を観て、変化した自分と映画の本質を思い知る

<台風が暗喩する非日常は、10代半ばの少年少女にとって日常だ。日常が非日常を覆い隠す直前の数日を映画...

2022.03.03
        
撮影15年、編集5年、原一男監督の新作『水俣曼荼羅』
映画の境界線 大場正明

撮影15年、編集5年、原一男監督の新作『水俣曼荼羅』

<『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督の新作。水俣病を題材に撮影に15年、編集に5年を費やした3部構成、...

2021.11.26
        
薄っぺらで気持ち悪い在日タブーを粉砕した映画『月はどっちに出ている』の功績
私的映画論 森達也

薄っぺらで気持ち悪い在日タブーを粉砕した映画『月はどっちに出ている』の功績

<原作・監督・脚本は全員在日。重いテーマがコメディだからこそ深く刺さる。画期的な作品『月はどっちに出...

2021.11.25
        
『翔んで埼玉』が悔しいほど痛快な理由──ギャグとテンポ、そして実名の威力
私的映画論 森達也

『翔んで埼玉』が悔しいほど痛快な理由──ギャグとテンポ、そして実名の威力

<邦画だけでなくテレビドラマも含め、日本の表現分野はとにかく実名を隠す。実話がベースでも組織や個人の...

2021.07.01
        
女相撲×アナキスト 『菊とギロチン』に見る瀬々敬久の反骨
私的映画論 森達也

女相撲×アナキスト 『菊とギロチン』に見る瀬々敬久の反骨

<時代と国家と良識にあらがい、自由を希求する──瀬々の志を体現する女たちとテロリスト集団の計画は失敗...

2021.02.26
スピルバーグ的ゴジラの成功術
映画

スピルバーグ的ゴジラの成功術

 映像作家のアンソニー・トロンベッタは『GODZILLA ゴジラ』の予告編音声に、スティーブン・スピ...

2014.06.23
        
世紀の大傑作『かぐや姫の物語』にあえて苦言を一言
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

世紀の大傑作『かぐや姫の物語』にあえて苦言を一言

 ちょうど封切りの初日に間に合ったのは幸いでした。短い一時帰国の最後の晩、新宿のシネコンで観賞後に羽...

2013.11.26
        
百合子と芳子のちょっと変わった恋愛映画
From the Newsroom ニューズウィーク日本版編集部

百合子と芳子のちょっと変わった恋愛映画

 私が初めて浜野佐知という映画監督を知ったのは04年。北原みのり(女性向けアダルトグッズショップ「ラ...

2011.10.04
        
宮崎駿、iPadをこきおろす
From the Newsroom ニューズウィーク日本版編集部

宮崎駿、iPadをこきおろす

 あのスタジオジブリが毎月発行している『熱風』という無料誌がある。その7月号がiPadを特集している...

2010.07.15

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