- HOME
- 日本映画
日本映画
ニューズウィーク日本版『日本映画』に関する記事一覧
クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない
<ひとことで言えば「重喜劇」──高潔なのに卑小、賢いのにバカな主人公は人生にもがきながらどんどん堕(...
36年ぶりに『台風クラブ』を観て、変化した自分と映画の本質を思い知る
<台風が暗喩する非日常は、10代半ばの少年少女にとって日常だ。日常が非日常を覆い隠す直前の数日を映画...
撮影15年、編集5年、原一男監督の新作『水俣曼荼羅』
<『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督の新作。水俣病を題材に撮影に15年、編集に5年を費やした3部構成、...
薄っぺらで気持ち悪い在日タブーを粉砕した映画『月はどっちに出ている』の功績
<原作・監督・脚本は全員在日。重いテーマがコメディだからこそ深く刺さる。画期的な作品『月はどっちに出...
『翔んで埼玉』が悔しいほど痛快な理由──ギャグとテンポ、そして実名の威力
<邦画だけでなくテレビドラマも含め、日本の表現分野はとにかく実名を隠す。実話がベースでも組織や個人の...
女相撲×アナキスト 『菊とギロチン』に見る瀬々敬久の反骨
<時代と国家と良識にあらがい、自由を希求する──瀬々の志を体現する女たちとテロリスト集団の計画は失敗...
スピルバーグ的ゴジラの成功術
映像作家のアンソニー・トロンベッタは『GODZILLA ゴジラ』の予告編音声に、スティーブン・スピ...
世紀の大傑作『かぐや姫の物語』にあえて苦言を一言
ちょうど封切りの初日に間に合ったのは幸いでした。短い一時帰国の最後の晩、新宿のシネコンで観賞後に羽...
百合子と芳子のちょっと変わった恋愛映画
私が初めて浜野佐知という映画監督を知ったのは04年。北原みのり(女性向けアダルトグッズショップ「ラ...
宮崎駿、iPadをこきおろす
あのスタジオジブリが毎月発行している『熱風』という無料誌がある。その7月号がiPadを特集している...