凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助けを求める目」とその結末

2025年1月までその状況は続き、マーシャルは明らかに「痩せて飢えていた」。当初オールライトさんは、家に入れるのはためらいがあったため、外で遊んであげることで距離を保とうとした。しかし気温がどんどん下がる中、「彼を救うには家の中に入れるしかない」と覚悟を決めた。

「夜になると家の中に入れて食べさせ、朝になったら外に戻していました。ある時は、雪と氷点下の気温が続いたため、4日間連続で家の中で世話をしました」

「うちに来ると、毎回まるで最後の食事かのようにがっついて食べていました。来た時点で下痢をしていたんですが、獣医に連れていく余裕がなかったんです」

その後も何度か隣人のもとにマーシャルを返したが、毎回すぐにまた戻ってきてしまった。

「彼らはいつも庭に戻すだけで、状況は変わりませんでした」